コンペタンスエタランビザって?フランスで働きたい!

ビザ

こんにちは。niwatocoです。

今回は私が渡仏した時のビザと

その後

フランスで長く働いて思うこと

あの時こうゆうことを

考えておいた方がよかった

などなど

渡仏に使ったビザ

  1. コンペタンスエタラン
  2. 取得出来た理由
  3. 渡仏後思うこと

コンペタンスタラン(パスポートタラン)ビザ

私が取得したビザはコンペタンスエタランビザです

今はパスポートタランというビザで条件も内容も変わっているのでここでは当時の条件で書いています

【フランス大使館HPより、ビザ申請方法2011年8月3日付けの内容を転記します。】http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article3767

滞在許可証 « コンペタンス・エ・タラン(才能と能力) », は、3年有効・更新可能で、あなたの計画に関わるどのような就労活動にも対応できる滞在許可証です。あなたの才能と能力が、フランスの経済的発展、または、日仏両国の学術・科学・文化・人道またはスポーツ分野の発展に対し、有意義且つ持続的に関与すると判断された場合、滞在許可証« コンペタンス・エ・タラン »が発給されます。

.フランスの雇用主はあなたを採用するために、フランス労働基準監督署DIRECCTE(Direction régionale des entreprises, de la concurrence, de la consommation, du travail et de l’emploi)へ事前の労働許可申請手続きをする必要はありません。

-どのような基準によりますか?

信用のできるプロフェッショナルな計画を提示し、且つ、個人の資質・財力によってその計画が実現可能であることを証明しなければなりません。

申請書類は、計画の興味深さや質、実現のための動機や確固たる意思、計画を遂行する才能と能力、計画を実現するために持っている資質や財力に応じて審査されます。滞在許可証« コンペタンス・エ・タラン »委員会の討議(フランス語)

-申請者としての条件は?

- 高等教育機関修了者(学士、修士、博士)
- 学位の如何を問わず、専門職の経験者
- 経済的な計画を有する投資家
- 独立事業者:自由業、アーティスト、作家、スポーツ選手、など
- 海外にグループ企業を持つフランス法人の取締役・重役

ビザの有効期間

- 許可後発給されたビザには« CESEDA L315-1 »という記載があり、有効期間は3ヶ月となります。ビザ保持者はフランスに入国して2ヶ月以内に居住地を管轄する県庁、また場合によっては移民局にて滞在許可証« コンペタンス・エ・タラン »を申請しなければなりません。滞在許可証申請に必要なレターが発行されます。

これらの手続きを行わなかった場合は不法滞在とみなされ、取得したビザも失効します

- このビザはフランス(フランス本土)での滞在またはフランス海外県(レユニオン、フランス領ギアナ、グアドループ、マルティニーク、サンピエール島・ミクロン島)での滞在のためのものです。

- ご家族(配偶者・未成年の子供)はフランスに同行することができます。家族呼び寄せの手続きが免除となります。配偶者にはフランスにて滞在許可証« 私的・家族生活vie privée et familiale »が発給され、労働が可能となります

ビザの申請方法

- ビザの申請は申請者本人がフランス大使館ビザセクション(東京都港区南麻布4-11-4)に来館しなければならない。
- 郵送でのビザ申請は不可です。

予約

申請者希望は必ずビザセクションのホ-ムペ-ジ で予約を取って下さい。

留意事項
  • コピーは全てA4サイズでお取り下さい。
  • FAXまたはE-mailにて受領した書類での申請は不可。
  • 領事部では必要に応じて追加書類の依頼をする場合があります。
  • 申請全必要書類提出によって必ずしもビザが発給されるものではありません。
  • 申請時に、オリジナルが返却されます。
ビザの進捗状況

申請期間は提出された書類の審査状況によります。発給までの期間につきまして示すことはできません。決定が下り次第、ビザセクションから連絡が入ります。申請書には連絡の取れる電話番号を必ずご記入下さい。

ビザ受領

- 1月曜日から金曜日の9 :00から11 :30の間においてビザの受取が可能です。申請時にお渡しした申請証明書を必ずご持参下さい。
- 2 申請時に氏名・住所を明記し、600円分の切手を貼った封筒を提出された場合(パスポート1件につき封筒1通)、ビザを貼付したパスポートを書留で返送可能です。再度来館いただく必要がないよう、当館ではこの方法を推奨いたします。書留以外の送付方法(速達、配達証明など)につきましては、郵便局でご確認の上封筒をご準備下さい。

Service de Communication et d’Information (3 août 2011)

要は自分が持っている技術はフランスに有益なので、渡仏させてくださいという感じで

学校を出たばかりで実践経験の無かった私には取得は難しいですよね

ではなぜ取得出来たのかというと

取得出来た理由

申請基準にある計画書がとても良く出来ていたからだと思います

お願いしたエージェントさんがフランス人の方が経営なさっていて

多分というか絶対にとても出来る方ですこの方

本当に感謝です

その方に教えて頂いのが

”コンパニオンデュデュヴォワール Compagnons du devoir”

と言う団体です

(この団体についてはまた別でお話したいと思います)

このコンパニオンを計画書に入れたことで

よりしっかりした計画書になったのかなと思います

そして、私が申請した年はそのビザが出されて一年目だったので

基準があいまいなこと

また、当時はまだあまり知られていないので申請する人が少ない

というのも理由かなと自分では思います

渡仏後思うこと

私が取得したビザは今は名前も条件も変わってしまってあまりお役に立ちませんが

どんな種類のビザを目指すにしてもしっかりした計画をしていくのが大事だと思います

私はこのビザのために一年の語学留学その前に製菓学校に通いました

なので技術と語学力は必要最低限の準備かなと思います

勿体ないと思うかもしれませんがもし長期ビザが得られても日本にいつか戻りたいと思うかもしれません

なので、渡仏中に何を得るのか?ただの旅行気分で行くのか

しっかり技術を学それが帰国後活かせるか?

前もって少し考えておくことで後々後悔しないで済むと思います

例えばあまり実践経験の無い方が

渡仏後ラデュレで仕事が見つかり何年間か働いたとします

マカロンで有名ですね

なのでそこに入るとマカロンを作る作業に充てられる確率が高いです

有名店に入れるのは良いことですがそこでマカロンをずっと作っていてもそれしか学べませんし、日本に帰国してマカロンの専門店をするとしても、フランス人のパティシエが日本でマカロンのお店を出店していたり、就職の面接でそれを言っても戦力になりません

なのでフランスに行って何を得るかをしっかり見据えて行くのが大事だと思います

私は正直何も考えていなかっとので、フランスに行きたいという目標だけでその後どうしたいということは考えていませんでした

今考えると無謀だと思えますが、その時は先がよく見えていませんでした

周りと違う生き方をするのにはちゃんとリスクがあることも承知しないとダメだと思いますし、大学に行かないのなら将来お給料で差が出たり海外と日本の仕組みは全然違うので、例えばフランスで勉強のためにと思って安いお給料で働いているとこちらの年金はお給料に比例するので老後の年金が減ったりなど、いろいろ考えないと行けなかったなと反省しています

今から渡仏したいと思う皆さんにはそうゆう考え方もあるんだなと参考までにお役に立てればいいなと思います

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